スライド一覧

生成AI「Gemini」で
パワーポイント資料を作成する方法

完成データはこちら

Googleの生成AI「Gemini」を使って、パワーポイント資料を作成していきます。


内容は「生成AIを使ってパワーポイント資料を作成するためのポイントと具体的な手順」をまとめてもらいます。

Geminiで作ったパワポ資料

この6枚のスライドをAIでつくるってこと?

そうです。

一瞬とは言いませんが、プロンプトを考える時間も含め10分ほどあれば余裕でできると思います。

せっかくなので極力、人の手を加えないでどこまでできるかを試してみたいと思います。

完成データは下記の記事でご確認いただけます。

Geminiでスライドを生成するための設定

Geminiでパワーポイント資料をつくるためにはいくつかの設定を行う必要があります。

まずはGoogleアカウントでログイン

Geminiでスライドを生成するための設定

お持ちのGoogleアカウントでログインすると「ツール」が選択できるようになり、同時にモードも選択できるようになります。

ですので、まずはGoogleアカウントでログインしてください。

ログインしなくても使えそうだけど?

もちろん、Gemini自体はログインしなくても使えますが、使える機能を増やすためにログインします。

また、つくったデータをGoogleスライドに保存する必要がでてきますのでログインが必須となります。

ツールから「Canvas」を選択して、モードを「Pro」に変更

Geminiでスライドを生成するための設定②

まずツールから「Canvas」を選択します。

これによってブラウザ上で生成したスライドを確認することができるようになります。

次にモードの中から「Pro」を選択します。

それぞれの詳細は省略しますが、スライド資料をつくるなら「Pro」が最適です。

ただし、無料版の場合、思考モードとProモードには制限があります。

具体的に一日○回までと決まっている訳ではないようですが、扱うデータ量やその時のサーバーの混み具合などによって制限されるようです。

制限を超えるとどうなんの?

すべて高速モードに切り替わるか、その日は利用できなくなります。

ですが、有料版のGeminiと比べると、無料版のGeminiはモードを切り替える意味が少ないと感じます。

おそらく一度に扱えるデータ量の違いや元々の処理能力の違いが影響してそう感じさせるのだと思います。

特に2025年11月にリリースされたGemini3になってから有料版でのモードの違いが顕著になりました。

明らかに賢くなったよね

ただそれは、あくまで有料版の話なので無料で使う場合は、「できればProモードで、できなければ高速モード」という感じで使っていただいても、今回ご紹介するつくり方であれば問題ありません。

プロンプトを入力してベースとなるスライドを作成

設定が終わったら早速プロンプトを入力していきます。

Geminiでパワポ資料を生成するためのプロンプト

今回はこのように入力しました。

【目的】と【デザイン】を分けたのは、この記事上で見やすくするためで、実際は続けて入力していただいても結果は大きく変わらないと思います。

今回は「できるだけ手を加えない」をテーマに作成していますので、このくらいざっくりしたプロンプトにしています。

その結果、次のようにスライドが生成されました。

生成結果

Canvasを選択したことでブラウザ上でスライドの内容を確認できるようになりました。

一気にここまでできるんだな

そうですね。

目的をざっくり与えるだけでもこの程度の内容であれば一瞬でできてしまいます。

つくりたいパワーポイント資料に近づけるために各種調整を行う

このままで完成としても問題ない場合もあると思いますが、今回はつくりたい資料に近づけるために調整を行っていきます。

足りないスライドを追加で生成

全体を確認したうえで3枚目に「人間とAIの役割分担表」を挿入したいと思います。

プロンプトで『追加のスライドとして3枚目に「AIと人間の役割分担表」を挿入して』と入力して生成した結果が下記となります。

役割分担表の挿入

ちゃんとプロンプト通りに反映された

イメージ画像の生成

表紙に挿入する資料全体をイメージする画像を生成します。

プロンプトで『「AIと人間が手を取り合ってスライドを作成している画像」を生成して』と入力して生成した結果が下記となります。

追加で画像を生成

生成された画像は後で手動で挿入していきます。

プロンプト通りにならない時もあるよな?

同じプロンプトを入力しても、結果が常に同じようになるとは限りません。

その時は、やり直すか新規でチャットを立ち上げて画像のみを生成してみてください。

Googleスライド経由でパワーポイントデータをダウンロード

出来上がったスライドデータをGoogleスライド経由でパワーポイントデータに変換していきます。

スライドにエキスポート

画面の右上にある「スライドにエキスポート」を押します。

ちなみにPDFデータとしてダウンロードしたい場合は、その横のダウンロードアイコンを選択するとPDFでダウンロードすることができます。

スライドにエキスポートすると下記のようにGoogleスライド上で編集可能なデータとなります。

Googleスライド画面

先ほど生成した画像を表紙に配置します。

Googleスライドに不慣れな方はダウンロードしたパワーポイントデータ上で作業していただいても問題ありません。

パワーポイントデータとしてダウンロードする時は、

ファイル→ダウンロードからMicrosoft PowerPoint(.pptx)を選択します。

Googleスライドをパワーポイントに変換

パワーポイントの機能を使って自動でデザイン

いくらシンプルでももうちょっとデザインした方が良くない?

たしかにそうですね。

足りない部分はパワーポイントのデザイナー機能を使ってデザインしていきます。

具体的な方法については下記の記事をご確認ください。

パワーポイントを使って自動でデザインした完成データは下記の記事からご確認いただけます。

自動でデザインしたままだと、無駄な改行が入ってしまったり、大きさのバランスが極端に崩れてしまう場合がありますので、最低限の調整については手動で行ってください。

慣れてしまえば、プロンプトを考える時間も含め10分ほどで制作できると思います。

間に合わせで資料をつくる必要がある時とかこれで十分かもな

十分かどうかは人や状況によって評価が分かれるかと思いますが、簡単なプロンプトと身近なツールを使うだけで、ここまではできるということを感じてもらえればと思います。

Geminiで生成されたコンテンツの商用利用について

無料のGeminiでつくったコンテンツって仕事で使っていいの?

無料か有料かに関わらず商用利用については禁止されていません。

ただ、禁止されていないだけで補償はされません。

つまり、「自己責任」ということになります。

組織向けのGeminiなら生成されたコンテンツが既存のコンテンツに類似していると訴えられた場合、Googleが一定の条件下で守ってくれますので安心して商用利用することができます。

一方、個人向けのGeminiは有料、無料問わずユーザー自身がリスクを負う必要があります。

ですので、この記事においても厳密には無料版で生成されたものをそのまま紹介しているのではなく、組織向けのGeminiで生成したコンテンツに置き換えてご紹介しております。

ハルシネーション(事実と異なるコンテンツが生成される)と同様、最終的には人が判断する必要があるということになります。

特に自動で画像が挿入される場合は、引用元がスライドの最後に示されますので、十分に確認する必要があります。

画像の引用元

生成される内容をつくりたい資料に近づけるためには?

全体の流れは分かったけど…

どうやって自分の仕事に応用すっかな?

生成AIがどんなに進化しても、こちらの意図を言語化してプロンプトにすることからは逃れられません。

その手段は様々ですので一概にこうすればとお伝えするのは難しいですが、オススメする方法としては箇条書きによって生成内容をコントロールする方法です。

この方法によって、資料全体の流れをコントロールしていきます。

詳細は下記の記事をご確認いただければと思いますが、箇条書きをベースとしたプロンプトを入力することで、仮に複雑な内容であったとしても、意図したものに近い形で資料を生成していくことが可能になります。

パワーポイント資料を作るなら『Microsoft 365 Copilot』が最有力?

パワーポイント資料を作ることに限定するのであれば、生成AIの中では『Microsoft 365 Copilot』が最有力かもしれません。

Microsoft 365 Copilotであれば、パワーポイント上ですべてが完結します

下記の記事で実際に提案資料を制作して、その使い方や特長を解説しておりますのでご確認ください。

生成AIがうまく使えない原因とは?

生成AIがどんどん実用的になってきてるね

でも、使えないっていう人も多いよな

それは期待値が高すぎるんだと思います。

生成AIはこちらの意図を勝手に汲んでつくってくれるツールではなく、こちらが入力するプロンプト次第で生成される結果が大きく変わります。

道具である以上「生成AIにすべておまかせ」ということではなく、パワーポイント資料をつくる上での基本を身につけたうえで使っていく必要があります。

つまり、自力でつくろうと思えばつくれるかどうかが生成AIを使いこなす上でのポイントになるということです。

生成AIに限らずどんな道具も、その人が本来持っている実力以上の結果を導き出すことはできません。

元々できることを便利にしてくれるだけってことだな

でも、資料づくりの実力って言ってもねぇ……

生成AIに任せっきりでは、一般論だらけの他と同じような資料しか出来上がらないということになってしまい、結果的に「使えない」という評価につながってしまいます。

そういった意味で、まずはスライド資料をつくる上での基本を身につけたうえで生成AIを活用していく必要があります。

なぜ見づらくなってしまうのか?

なぜ分かりづらくなってしまうのか?

そしてそれらを解決する方法とは?

これらの疑問に下記の無料動画講座で実例を交えながら解説しております。

無料動画講座で実例解説

「作成工程」にこだわるだけで、
スライド資料は見やすくて分かりやすくなる。