【プレゼンのコツ】
緊張など苦手意識をもつ原因とは
不安になるのは準備ができている証
プレゼンって苦手だな〜できれば避けて生きていきたい
そうですよね。なんかプレゼンがある日は憂鬱になっちゃいますよね。
そーなの?プレゼンがあれば飯5杯はいけるタイプかと思ってた
そんなことないですよ。4杯が限界です。
大の大人が4杯食えれば十分だろ
ただ、プレゼンの前に憂鬱になったり不安になったりするのは決して悪いことではなく、それはプレゼンする準備ができている証
だと思います。
なぜなら、進化の過程で不安傾向の強い個体が生き残ってきたといわれているからです。
つまり、人類がジャングルの中で生活している時に常に不安で警戒している人の方が、なにかの危険が迫った時に即座に対応できますが、楽観的すぎる人は初動が遅れ、命が失う可能性が高まるからです。
不安を感じるからこそ、備えることができ結果、現代まで私たちに遺伝子が引き継がれてきたわけです。
不安が必要のない感情であるなら、進化の過程で淘汰されているはずなので。
なんの緊張もなくプレゼンできるということは、慣れ親しみすぎて警戒心が薄くなっている状態ともいえます。そういった人は現状に対して問題意識を持ちにくく、改善を試みようとしなくなってしまいます。
そもそも成功する可能性があるから緊張するのであって、絶対失敗するのであればむしろ不安を感じる理由がなくなります。
たしかに学校の時とかテスト受けても受けなくても
同じ点数とる自信があったからなんの不安もなかったな
受注できない=失敗なのか?
業種や商材によって一概にはいえませんが、営業の成約率は平均20%〜50%前後ではないかと思いますし、WEBマーケティング施策でいえば、コンバージョン率が5%あれば、普通または高い成約率といえるのではないかと思います。
仮に成約率が30%だった場合、10回中7回くらいは受注に至らない可能性があるということになります。
3回プレゼンして1回成功するかどうかくらいの確率ですから、数度のプレゼンがうまくいかなかったからといって、クヨクヨするのは建設的であるとはいえず、むしろうまくいかなくて当たり前と考える方が自然なのではないかと思います。
期待値が高すぎるのが、プレゼンに苦手意識を抱くひとつの原因だと考えられます。
でも、10回プレゼンして7回失敗したら萎えるかな、やっぱり
そうですね。
ただ、その7回を「失敗」と認識するかどうかは自分次第ではないでしょうか?
プレゼンは啓蒙活動と割り切る
先人たちが、失敗のことを
「うまくいかない方法を発見しただけ」
とか、
「学習機会」
とか、
「成功への通過儀礼」
など、
様々な言葉でポジティブにとらえ直し、その経験をどう生かすかがいかに重要かを訴えていますが、私たちはプレゼンそのものを「啓蒙活動」であると認識しています。
つまり、人様のために役立つと思うことを教え広めるためにプレゼンしているということです。
啓蒙活動である以上、すべての人に理解してもらえることはありませんが、私たちがお伝えする方法が問題を解決する一助になると確信
していますので、自信をもってお伝えしています。
ご自身が提案する内容が、すべての人は無理でも、必ず誰かのためにはなると確信できるのであれば、受注したら成功、受注できなかったら失敗と短絡的に判断するのではなく、伝えるプロセスそのものに意味を見いだしていくことができるのではないでしょうか?
結果ではなく過程を重視する感じかな
そんなところです。
過程を楽しめれば、続けることが苦で無くなり、続けていれば自ずと結果がついてくることになります。
今回はなんだか最後に壺買えとか言ってきそうな空気だな