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プレゼン資料のつくり方④
すべてのスライドタイトルを決める

プレゼン資料づくりで最も重要なタイトルワーク

タイトルワーク(タイトルの付け方)は、プレゼン資料づくりにおいて、最も重要な作業になります。


その理由は大きく分けて2つあります。

ひとつは資料全体の構成を決めるために必要ということです。


まずは○○を説明して、次は▢▢を3つのポイントで訴求、その次は△△でそれぞれを補足して……など、すべてのスライドタイトルが決まれば、これからつくろうとしているプレゼン資料全体の流れを把握できるようになります。

プレゼン資料のつくり方①本当にプレゼン資料は必要ですか?でもお話したように、プレゼン資料は「話を補足するための補助ツール」ですので、資料の流れがちぐはぐになってしまうと、非常に説明しづらいプレゼンとなってしまいます。

そのためにまずは各スライドのタイトルを決めることで、全体の流れを精査することが重要です。

理由の2つめは、プレゼン相手の興味喚起を行うために必要ということです。


結婚式などなんらかの式典に登場する、退屈で長めなスピーチをする人を想像してください。

あのようなスピーチに共通する問題点のひとつは、これから何を話そうとしていて、今なんの話をしていて、それが全体の中でどういう位置づけの話なのかが分からないことです。

結婚式のスピーチの場合、

『まずは私の自己紹介を軽く。
お前、誰だよと思われても困っちゃいますので。

次は新郎、新婦、それぞれ普段の仕事ぶりなんかを、迷惑をかけられた話を多めさせていただき、

最後は、令和なのにと思われそうですが、3つの大切な袋の話をして、皆さんに苦笑いをしていただいて、私の挨拶とさせていただきたいと思います。

時間にして5分ほどなので、目を閉じたい方はどうぞ。ただ、いびきをかかないように注意してくださいね。』

例えば、上記のようなフリがあれば、仮にありきたりな話であったとしても聴いていられるのではないでしょうか?

少なくとも全体の流れが分かれば、聴くべきポイントを自分で選ぶことが可能になります。

本の目次を一通り確認して、拾い読みをするようなイメージです。

つまり、この「フリ」にあたる部分が、各スライドにおけるタイトルであり「これから○○の話をしますよ」という宣言を行います。


そのタイトルが魅力的であれば、より多くの人を話に引きつけることができるようになります。


逆に、タイトルが抽象的すぎたりすると、プレゼン相手は漫然と聞き流してしまう可能性が高まります。

でも、プレゼン全体を聴いてほしいわけで、個別のスライドだけに興味を持たれても困るかな

たしかにそのとおりですね。

ただそれは、プレゼンを「する側」の都合であって、プレゼンを「される側」の都合ではありません。

ネットメディアが発達した現代において、動画を倍速再生したり、興味がなくなった瞬間ページを離脱するなど、人は自分の都合で情報を摂取することに慣れ親しんでいます。

プレゼンの現場でも、多かれ少なかれその影響をうけることになりますので、相手の興味を喚起するギミック(仕掛け)を資料の中に用意すべきです。

タイトルがどれほど重要かといえば、例えば書籍のタイトルは著者よりも編集者がつける場合が圧倒的に多いという事実からも想像しやすいかと思います。

タイトルが悪ければ手に取ってすらもらえないので。

スライドタイトルを決める3つのポイント

タイトルの決め方について、それぞれのやり方があると思いますので「これが正しい方法です」と、お伝えするのが難しいのですが、おすすめできるポイントが3つあります。

それは、

1.具体化
2.疑問形
3.数字の挿入


です。


それぞれ単独でも結構ですし、組み合わせても良いと思います。



タイトルワーク例


サービス紹介

スライド資料作成代行サービス『プレゼンエージェント』について


貴社資料の問題点

なぜ貴社の資料は伝わらないのか?


先入観について

品川駅は品川区に無いって本当?


タイトルの重要性

本のタイトルは著者ではなく編集者が決める訳


東京の歴史

東京15区時代から23区へ


福利厚生について

先輩社員が利用する福利厚生ベスト3


KPIのもたらす弊害

そのKPIは今、本当に必要なのか?



いかがでしょう?
どちらかといえば後者の方に興味がそそられるのではないでしょうか?

今までタイトルってなんとなくつけてたけど、こうしてみるとたしかに重要な感じがする

検討のポイントは先にお伝えしたとおり、

1.具体化することはできるか?
2.疑問形にすることはできるか?
3.数字を入れることはできるか?


となります。

この3つのポイントを今一度検討してもらえれば、より良いタイトルに近づいていくと思います。

目次はあった方が良いのか?

このタイトルワークのお話をさせていただくと「目次ページをつくるべきか?」というご質問をいただくことが多いのですが、答えはYesでありNoです。

つまり場合によります。

これはプレゼンする側、される側、そしてその関係性と内容が影響しますので一概に「この場合はあった方が良い」とお伝えするのが難しいのですが、概ね20分以上の説明が想定されるのであれば、事前に全体の流れを説明するために目次ページがあった方が良いと思います。

人間が集中していられる時間には諸説あり、また状況や内容によっても変わってきますので、まずは20分前後で目次の有り、無しを設定してみて、ご自身で調整していただければと思います。

30秒のパワポ動画で記事を要約